懇親会での亀井会長のごあいさつより引用

15 10月
懇親会での亀井会長のごあいさつより引用

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2000.10.15

三田ラクロス倶楽部会員の皆様へ

三田ラクロス倶楽部会長
亀井 昭男

皆様、忙しい中、2000年度三田ラクロス倶楽部懇親会にご出席頂きまして誠にありがとうございます。会長を務めさせていただおいております亀井でござ います。また、本日は、我が慶應義塾大学ラクロス部の顧問でおられます立仙先生にも大変ご多忙の中ご出席賜り、厚く御礼申し上げます。会員の皆様には、貴 重な機会でございますので、このあとのお時間の中で立仙先生にご挨拶・近況報告等お忘れなくお願い致したいと思います。

さて、お聞きおよびの方もいらっしゃるとは思いますが、この記念すべきミレニアムの年に、我が慶應義塾大学ラクロス部は男子部・女子部共に正式に念願の 体育会所属団体となりましたことを先ずご報告申し上げます。体育会所属団体とは言いましても、初年度は「クラブ」ということであり、塾を代表して正式に 「部」を名乗れるまでにはまだ数年掛かるということでございます。その意味では、ようやく第一歩を踏み出した段階に過ぎないわけですが、86年の創部時メ ンバーの一人としては、これまで苦節15年、感慨深いものがあるのと同時に、我がラクロス部・およびOB会をささえてきた皆様一人一人のご努力に敬意を表 したいと思います。これまで塾内の数々の逆風もあったやに聞いておりますが、皆さん、我々がこつこつと実績を重ねてきた結果がようやく認められたわけです ので、本日はその喜びを全員で分かち合おうではありませんか。

次に、三田ラクロス倶楽部の本年度活動状況についてご報告致します。ここ数年ラクロス界全体を見ておりますと、やはりOBと学生が一体となって課題を見 出し、中長期計画を立て、組織トータルで総合力を発揮しているチームが優秀な成績を残しているという事実がございます。一方、慶應ラクロスシステムは、学 生は非常に頑張っているものの、OBの慶應ラクロスへの関与度合いが年々低下しており、総合力が発揮しきれていない状況と言えます。これにメスを入れるべ く、本年度は三つの施策を打ちたて実行しております。
一つは、OBのラクロス離れ対策です。これは、具体的にいいますと本日も企画実施致しましたが現役チーム試合観戦のイベント化です。この企画は、試合で 応援をすることが目的ではなく、OBが慶應ラクロスに触れる機会を効果的に設けることで、OBの中からチーム強化に興味を持つ人材を増やし、最終的には強 い慶應の維持に繋げることを目的とした戦略的な活動です。皆様には、この趣旨を十分ご理解頂き、今シーズンの残り試合での応援会に振るって参加されること をお願いしたいと思います。
二つ目は、OB間、あるいはOB・学生間のコミュニケーション強化とOB会の効率的な運営です。具体的には三田ラクロス倶楽部HPを利用したスピード感 のある情報の共有化と、各代ごとに幹事を設け、執行部からの各代幹事への縦の連絡と、各代幹事から同期メンバーへの横の連絡をE-メールを利用して徹底す ることです。すでにHPにアクセスしたことのある方は、その威力を実感していることと思います。皆さん、HP立上げ、および運営をしてくれている村田雄祐 君に感謝の意を込めて拍手をお願い致します。
三つ目は、女子OG会との融合であります。これは、現時点では準備段階であり、執行部が水面下で、規約の統合および組織の融合に向けたプロセスを検討中 でございますが、予定としては、来月に行われる女子OG会総会での方向性の承認を経て、規約の統合等、正式な手続きに入ることになります。これは、体育会 所属団体として男子・女子が足並みを揃えた活動をしていかなければならないことから、緊急を要するものであり、本日の総会で皆様に了解を頂いた次第です。 合併に関する皆様への正式な報告は、HPを通じて発信する予定です。

以上、長くしゃべりすぎた感がありますが、今日はせっかくの機会ですので、昔あるいは今後の慶應ラクロス談義に花を咲かせて、大いに盛り上がっていただきたいと思います。
また、昨年卒業して今年度から新OBになられた方々も、三田ラクロス倶楽部会員であることに誇りを持っていただき、これから一生付き合う仲間としての先輩との輪を広げていただきたいと思います。
最後になりますが、皆様には今後とも、慶應ラクロスの発展にご協力を切にお願い致しまして、私のご挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。

以 上