“Pioneer’s Pride”

 -あれから25年、今となっては日本でもかなり一般スポーツ化してきた。慶應ラクロス部も25歳になった。物事は成熟化すると、目に見える開拓(改革)領域が減ってしまったかのように見える。それを錯覚と捉え、常に新しい取り組み領域を発見しチャレンジする姿勢をいかに保ち続けられるか。慶應ラクロスの源流であるところの「開拓者(先駆者)精神」、「感謝とボランティア精神」の二綱領は、ありがたいことに、いつしか現倶楽部の掲げるチームスピリット「Pioneer’s Pride」という表現に込められて、今になっても後輩・現役チームに継承されている。

慶應義塾体育会ラクロス部25周年記念誌

慶應ラクロス・スピリット「Pionner’s Pride」より抜粋

文:亀井昭男