第13回関東学生ラクロスリーグ戦 塾高対明治大学戦の結果

10 9月

日時:9/3(日)9:30
場所:大井第2球技場

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q Total
塾高
明治 13

塾高:0勝3敗
明治:3勝0敗

 雲を一掃するような風が吹き荒れる快晴の下、塾高にとっては、この試合の勝敗によって入替戦が決定的となる重要な試合が始まった。

幸い、慶應義塾大学の試合がナイターにて行われる為、ベンチでは、大吉(AT)・光本(LMF)の二人が指示を出す。
これ迄の2試合、コーチ不在であるが故に苦戦をしいられてきたが、良い意味でのより所を得て、塾高のモチベーション・雰囲気は上々の仕上がりを見せる。
しかし 1Qから、やはりフェイスオフでのグランドボールが獲得できず、不安の残るディフェンスでの開始となり、明治大学は序盤から、自分達のペースで試合を進めることになる。
対する塾高は、随所に良いオフェンスを展開するも、明治大学の特徴のないディフェンスに対し、なかなか最後の得点にまで結びつかない。
塾高は、これ迄の2試合で自信を失ってしまったのか?
そう思わせる試合展開の中、ベンチの指示によって塾高のオフェンスが次第に安定感を持ち始め、観客席からのお節介な指示により、失点を重ねつつも、川畑(G)を筆頭にディフェンスが瀬戸際で踏ん張り、「勝たなければならない」と意地を見せる。

3Qに入ると、次第に塾高のポゼッション時間も長くなり、オフェンス,ディフェンス共に、自信を取り戻し、明治大学と互角に近い試合展開となり、オフェンスでは、森田(MF)以外の選手にも積極的なプレーが散見され、2得点をあげる。

圧巻だったのは 4Q。
森田のサイドワインダーから繰り出されるバウンドシュートに慣れてきたゴーリーに対して、同じサイドワインダーでありながら、直でゴール左上を狙ったシュートが突き刺さる(またも、観客席からのお節介な指示)。
更に、ベンチからの指示を受けて、精度の高いセットプレーが決まり始める。
慌てた明治大学はゴーリーを交代させるものの、再び森田のスリークウォーターからのバウンドシュートが、芸術的な軌跡を描いてゴール右上に!!(ゴーリーは一歩も動けず)

4Q 残り5分で、9-10。
だが、日々の練習における密度の違いが、試合を、塾高のプレーを支配し始める。
森田の脚が疲労の極限に達し、他の選手達の動きも次第に生彩を欠いていく。
又、危ういながらも維持してきた集中力が切れ始め、チェックアップミスやスライドのミス等で失点を重ね、反撃の芽は無情にも自分達の手で握り潰すこととなった(これによって、入替戦が決定)。
塾高にとって、今シーズン初めてのラクロスらしい試合であると共に、「自分達が何をすべきか」を身を持って体験した試合。
目標は、「一部復帰」から「入替戦に勝ち、二部残留」に変わったが、明治大学との価値ある敗戦を糧に、塾高がどんなチームになっていくのか、これからに期待したい。
・・・まだ、シーズンは終わらない。

(レポート:菅原 丈)