第13回関東学生ラクロスリーグ戦 男子決勝・立教大学戦の結果

25 11月

日時:11/23(木・祝)13:30
場所:駒沢第2球技場

チーム 1Q 2Q 3Q 4Q Total
慶 應 17
立 教
男子
優勝:慶應義塾大学(9回目)
準優勝:立教大学

女子
優勝:日本女子体育大学(初)
準優勝:東京女子体育大学

 23日、駒沢第二球技場において、第13回関東学生ラクロスリーグ決勝戦が行われた。
決勝に残ったのは、Aブロック1位の慶応義塾大学と、Bブロック1位の日本体育大学を破ったAブロック2位の立教大学。
この2校は、10月15日の連合三田会で、エキシビションマッチとして一度対戦している。その時のスコアは13-3。
しかし、全国優勝が目標の慶應にとって前回の結果はあくまで過去のもの。一戦一戦で現在の実力を出しきることが、日本一になるために必要なのである。

1Q。最初のフェイスオフを獲った慶應は、まず落ち着いたパス回しをして、試合の流れを作る。そして開始3分にはAT#13大吉(法律学科2年)、続けてAT#22伊藤(経済2年)、AT#10鈴村(経済3年)がゴールを決め、チームの勢いを加速させる。
15分にもMF#19花房(総合2年)の1ON1からの豪快なシュートが決まり、4-0で1Qを終える。

2Q。守りから攻めへの切換が立教を上回る慶應は、DF#24前田(経済3年)が自らオーバーラップし、そのままシュートを決めるなど速効が次々と決まり始める。
ゴール前のグランドボールでも、執着心に勝る慶應は、MF#21山本(経済3年)のゴールなど、立教を圧倒して前半を終えた。

後半になっても、慶應の勢いは止まらない。立教よりも攻守の切換の早い慶應は、大吉、伊東、#52MF岩本(経済3年)がブレイクから得点を決める。
3Q8分には、#9MF橋本(政治1年)が、15分には、準決勝に続き#26MF八木(法律1年)がミドルシュートを決め、層の厚さも見せつけた。
しかし何といっても圧巻だったのが、LMF前田のオーバーラップからの得点である。ライドで味方がボールを持った時には、既にゴール前に走り込んでいる。得点への嗅覚はDF選手、いや、フィールドに立つ選手の誰よりも「攻め」の意志を表現していた。
そしてもう一人、慶應オフェンスのエース#10AT鈴村(経済3年)が4Q、数的有利な状況で立続けにシュートを決め、格の違いを見せ付ける。

結局、終わってみれば17-4と慶應が圧勝し、3年連続9回目の優勝を決めた。最優秀選手には、攻守、特に攻撃面で3得点を挙げ、チームを引っ張った前田昌宏選手が選ばれた。

(レポート:古村航太)